浪人生の1年間に必要な費用はどのくらい?代表的な塾・予備校の相場も解説!

志望の大学を目指して高3の現役時代に頑張ったものの、残念ながら合格ができず浪人を検討する人も多いと思います。

もう1年間勉強を頑張れるかといった不安があると同時に、現実的に1年間でどれだけ費用がかかるのか、コスト面が気になる人も多いでしょう。

 

今回は、浪人の1年間でどれだけの費用がかかるのかを説明します。予備校・個別指導など塾のタイプ別で分けているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

浪人で必要な経費とは?

 

浪人するといっても、単純に予備校(塾)の料金だけでは済みません。予備校の平均相場は年間100万円といわれてますが、これにあわせて、以下の費用がかかります。

 

  ◆受験する学校の受験料

  ◆滑り止め確保のための入学金

  ◆寮や下宿代といった生活費(必要な場合)

 

1点目の受験料は、共通テストや個別試験を受けるときに支払うものです。共通テストなら3教科以上で18,000円、2教科以下で12,000円ですが、ほとんどの方は3教科以上の受験になります。また,私立大学の受験料は1学部あたり約35,000円、国公立大学は約17,000円です。私立大学では同一大学内で受験学部を併願すると割引になるケースがあります。

浪人して受験する大学の数は、一般的に6~7学部は最低でも出願することが多く、約30万円ほどはかかります。

 

合わせて、合格できた大学を確保しておくために、一時的に入学金だけ収める必要もあります。こちらの平均は約20万円です。合格したところすべてに払う必要はないですが、確保する大学・学部分だけコストはかさみます。

 

また、浪人をするにあたって、地方から上京して心機一転頑張るというケースもあります。その場合は生活費や寮が必要になり、そのぶん費用が上乗せされていきます。

 

上記のことを踏まえると、浪人して1年間でかかる費用は、実家暮らしの人でもおおよそ150万円以上になることがわかるでしょう。(内訳は塾代:100万円、受験料:30万、入学金:20万)

 

大手予備校の費用の目安

まずは、大手の予備校の費用から見ていきます。金額の合計値はあくまで概算で、夏期講習・冬期講習の受講コマ数によって変動します。また、実際の金額については、ご自身で各予備校にお問い合わせください。

 

◆駿台

 駿台の相場は、約80万円~150万円です。入学金は事前に会員登録をしておくと5万円に割引があるようです。また、季節講習は50分×12コマが基本になっています。

入塾金

授業料

夏期講習・冬期講習

模試

合計

10万円

約84万円

~120万円

17,800円~26,800円/1講座

80,400円/3講座

・共通テスト模試:6,700円

   (オンライン:3,000円)

・全国模試:約7,000円

約80万~150万円

◆河合塾

 河合塾の相場は、約90万円~130万円です。季節講習の単価が90分×5コマが基本になっています。その分他の予備校よりも安価に見えるといった具合です。

入塾金

授業料

夏期講習・冬期講習

模試

合計

7万円

542,000円

(関東地区の

 東大コースの場合)

18,700円~/1講座

・共通テスト模試:7,500円

 (オンライン:6,900円)

・記述模試:7,400円

約90万~130万円

◆代々木ゼミナール

 代々木ゼミナールの相場は、約80万円~120万円です。近年校舎数が減っており、他の予備校と比べると通いやすい場所にないということがあるかもしれません。

季節講習の単価は、オプションプランになっており、受講するコマ数が決められています。また、予備校主催の模試が少なく、河合塾と駿台の模試を併用していく生徒が多く見られるのも特徴です。

入塾金

授業料

夏期講習・冬期講習

模試

合計

10万円

725,000円~83万円

夏期講習:12万円/12講座

冬期講習:10万円/10講座のオプション制

・共通テスト模試:6,200円

上記以外の模試は、河合塾・駿台と併用する生徒が多い

約80万~110万円

大手の予備校の特徴として、通常の授業料に加えて季節講習が発生します。浪人生のカリキュラムも季節講習受講が前提になっていることが多く、あれもこれもと季節講習を受講すると一気に費用も跳ね上がってしまいます。そのため、自分に必要な講座や弱点補強のために受講するといったように絞って選べれば費用は抑えられます。

 

大手予備校のメリット&デメリット

 

大手予備校に通うメリットは講師の質がある程度担保されている点です。大教室で多くの受講生相手に授業をしてきたベテラン講師が多く、分かりやすい授業が受けられます。

一方で講師の関与度や塾としての生徒の管理体制は質が高いとは言えない部分があります。質問対応をしてくれるチューターは大学生のアルバイトですし、何か自分専用の細かいカリキュラムを作ってくれるわけではありません。

一方的な授業を聞いて自分で理解できる能力の高い浪人生や、自己管理能力に自信がある浪人生でなければ大手予備校での浪人は失敗する可能性が高いと言えます。

 

個別指導塾の費用の目安

次に個別指導塾の費用を見てみます。こちらの金額も概算ですので、具体的なものは各塾へお問い合わせください。

 

◆武田塾

 武田塾の相場は、約55万円~100万円です。コースによって管理方法が変わり、管理具合が強くなるとその分費用が上がります。また、季節講習を設けていないことで、大手予備校よりも費用が抑えられるという点も特徴です。

入塾金

授業料

夏期講習・冬期講習

模試

合計

3万円

徹底個別特訓:約70,000円/月

個別管理特訓:約50,000円/月

宿題確認特訓:約70,000円/月

独学支援特訓:約50,000円/月

なし

河合塾・駿台の模試を自身で申し込み

約55万~100万円

◆東京個別指導学院

 東京個別指導学院の相場は、約60万円~80万円です。こちらは大手の予備校と料金形態はほぼ変わらないですが、季節講習がコマ数管理になっており、受講するほど費用がかさんでいきます。また、指導体制も生徒1人に対して講師が1名、もしくは生徒2名に対して講師1名と選ぶことができます。

入塾金

授業料

夏期講習・冬期講習

模試

合計

13,200円

約5万円~/月

約6,000円/1コマ

※1:1指導の場合

河合塾・駿台の模試を自身で申し込み

約60万~80万円

大手予備校に比べて、個別指導塾は費用が安く見えますが、受講するコマ数や受験に必要な科目数によって変動が大きいのが特徴です。また、コマ数を減らせば費用は安くなりますが、一部の科目を独学で進めていく必要も出てきます。ある程度自己管理がきちんとできたうえで、必要なことを主体的に塾側に求めていくスタンスは必要でしょう。

 

個別指導塾のメリット&デメリット

 

個別指導のメリットは、一般的に生徒個人に合わせたプログラムが提供される点です。生徒の能力・性格・得意不得意に合わせられれば、生徒の安心感やパフォーマンスは高まる可能性が高いと言えます。

一方で大半の個別指導塾は大学生アルバイトが講師を務めています。プロ講師とは異なり指導経験が浅く、ましてや浪人生に1年間きっちり寄り添って合格させてきた実績を積んでいるアルバイト講師などはほとんどいないのではないでしょうか。

絶対に失敗できない浪人生活を、本当に信頼できる知識とスキルをもった講師に伴走してもらいたい人には不向きかもしれません。

 

浪人する際の費用を抑えるポイント

 大きく分けると2つです。1つは、塾に求めることを最小限にすること、もう1つはそもそも受験で使用する科目を絞る、ということです。

 現役で頑張ってきた生徒さんの中には、苦手科目がはっきりしていて、それが原因で受験に失敗してしまったということもあるでしょう。そのような場合は、塾で苦手科目だけ克服できるように受講して、その他の科目はこれまで勉強してきた参考書などを反復継続して勉強をする、といったやり方が可能です。

ただ、他の科目とのバランスを踏まえて指導が受けられなくなったり、現役時と入試形態が変わって別の勉強が必要になるときは、自分で情報をとっていく必要があることには注意が必要です。

 

 また、そもそも受験に使用する科目を絞るということも検討できます。国公立大学なら5教科の勉強が必要でが、私立文型であれば英語・社会・国語の3科目の勉強で済みます。勉強する科目が少なければ少ないほど、塾の費用を抑えることにつながり、1科目あたりに使える時間が増えますので、成績向上が望めます。

 

Studyコーデが浪人生におすすめな理由

 Studyコーデは私立文系受験に特化した受験指導塾です。毎年多くの浪人生に受講いただいており、1年間でGMARCHに受かる力をつけています。

Studyコーデの特徴としては、以下の3点です。

 

  ・季節講習のような追加プログラムがなく、最小限の費用で受講ができる

  ・受験指導は、プロ講師による計画・進捗管理・出願戦略などトータルコーディネート

  ・昨年の成績にかかわらず、基礎から再確認するカリキュラム

 

Studyコーデでは、季節講習のような追加プログラムはありません。明確な月謝制となっており、余分な費用があとから発生することはありません。

また講師は全員プロ講師であり、かつ浪人生の指導経験を豊富に有しています。そのプロ講師が週3回の毎授業後に面談を実施するため、何でも相談できる環境が常に整っており、安心して浪人生活を進めることが可能です。

 

また浪人生活にありがちな気の緩みを発生させない仕組みがあります。

毎授業の冒頭に複数のテストが実施され、その合格率で合格保証の獲得可否が決まるため、日々コツコツと勉強せざるを得ない環境があります。

また毎授業後にはプロ講師との面談があり、その面談では講師から生徒に授業内容の理解度について口頭で様々な確認が行われます。つまり授業をしっかりと聞き、復習暗記をして面談に挑まなければならない仕組みとなっているため、オンライン塾であっても相当な緊張感をもって授業に臨むことが求められます。

 

絶対に失敗したくない浪人生活において

・受験戦略が明確で秀逸であること

・日々の進捗管理を徹底的に実施してもらうこと

・何か不明点があれば即座に最適な回答を得られる環境があること

が非常に重要です。

 

Studyコーデは多くの浪人生を指導しながら、塾の仕組みを年々ブラッシュアップさせ、浪人生が迷わず、気を抜かず、不安にならずに1年間を過ごせる環境を用意しました。

 

個別指導だけどアルバイトではなく専属のプロ講師が担当につき

オンライン塾だけど強い緊張感と強制力が働いている

唯一無二のシステムを持った塾がStudyコーデなのです。

 

Studyコーデでは、体験授業を3回用意しております。気になった方はぜひホームページからお問い合わせください。

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