浪人すると就活で不利になる!?

浪人するかどうか迷っている人と話をしていると、浪人のメリットやデメリットを聞かれます。

その中でたまに質問をもらうのが「浪人したら就職で不利にならないですか?」というものです。

 

今回はそれについて書いてみたいと思います。

 

 

塾講師の仕事をしていると、卒業生からその先も色々と相談を受けることがあります。

大学での勉強や留学や就活など、色々なシーンで連絡きます。

 

特に多いのが就活の相談です。

ES(エントリーシート)の添削や、OB訪問先(その企業に勤めている先輩に話を聞きに行くこと)の紹介依頼などが多いです。

 

私自身も大学時代に就活をして一部上場企業に入った経験があるので、以前は自分の経験を思い出しながら話をしていたのですが、やはり時代は変わります。

最新の情報を知ったうえで卒業生にアドバイスできるようになりたいと思いました。

そこで、とある就活塾の講師になり、色々とノウハウを勉強させてもらいました。

 

そこでの知見も踏まえて、間違いなく言えるのは「浪人生は就活で有利だ」ということです。

 

 

企業は浪人経験をチェックしているのか?

 

まず浪人していた事実を企業がどのように捉えるかですが、そもそも浪人していたかどうかをいちいち確認していません。

履歴書の年齢を見て、あまりに年齢が上に行っていれば「ん?」と思うでしょうが、21歳と22歳と23歳をいちいち細かく見ていません。2浪ぐらいは何にも思われないでしょう。

それよりも大学時代の「留年」や「休学」のほうが、よほど目に留まります。

 

つっこまれるのか?

 

1浪、2浪程度で、浪人について聞かれることはまずないでしょう。

もし3浪以上していれば、経緯や理由を聞かれることはあるかもしれません。

しかし相手にちゃんと伝わる理由を話すことができれば「へぇそうなんだ」で終わりです。

「休学」「留年」に関しても同様です。

基本的に大学の学業をおろそかにしている人は良い印象を持たれません。そのため理由を問われる可能性が高いです。

しかしその際も、相手が納得できる理由が述べられれば大丈夫です。

「その年は〇〇に打ち込みたいと思って、そちらに全力投球していたので、計画的に留年しました」とでも言っておけば、場合によってはプラスの印象を持たれることもあるでしょう。

 

 

むしろ浪人は有利である

 

就活の具体的な中身をまだ高校生は知らないと思います。

どんなことを書いたり話したりするかと言うと、ガクチカ(学生時代に力をいれたこと)や自己PR(自分の強み)などが必ずと言っていいほど聞かれます。

そしてそれらを仕事に結びつけ「〇〇な強み(△△の経験)を■■の仕事に活かします」というような組み立てで話したり書いたりします。

とても大雑把に言うとそんなことをするのが就活です。

 

つまり、自分の頑張った経験やそこから学んだこと、自覚している強みなどがないと、何も語れない就活生になってしまうわけです。

 

それを踏まえ、ここで浪人生が現役進学をした人たちよりも圧倒的に勝てるポイントが「人生経験=話せるネタの多さ」です。

就活時点で、1浪であれば1年長く、2浪であれば2年長く、現役進学をした人たちよりは生きているわけです。

1年分、2年分の経験値や考えたことや身につけたことは、積み重なればかなり大きなものがあるはずです。

さらには普通の1、2年ではなく、浪人生活というなかなか辛い状況を努力して乗り越えた経験や強さも備わっています。

 

今は自分の人生にとって余分に感じられるかもしれない浪人という1年が、後々に貴重な時間になるのです(もちろん過ごし方次第ですが)

 

浪人をしたからといって、その後の人生でデメリットになることは何もないので安心してください。