テスト100点と90点の受験生の差は「10点ではない」という話
2026.4.17
Studyコーデでは毎回の授業の冒頭でさまざまなテストがおこなわれています。
高3の夏にもなれば、1日に5種類程度のテストがあるのが普通です。
昔に学習した範囲を思い出してもらうための反復テストなどもカリキュラムに組み込まれるため、自然とテストの種類が増えていきます。
このテストに一定以上のパーセンテージで合格をし続けることができた人にはGMARCHの合格保証も差し上げています。
いかに日々授業で学んだことを完璧に習得して次へ進むかが重要であり、それを強く意識して勉強するだけで成績が伸びていくのかをいうことを過去の卒塾生たちが合格実績で示してくれています。
さて、小テストにはそれぞれ合格点が定められており、満点に対して90%の得点で合格となるものや、70%の得点で合格となるものなどがあります。
今回お話ししたいのは、「合格さえし続けていれば、それが合格点ぎりぎりの出来栄えであっても大丈夫なのか?」という話です。
「90点を越えたんだから自分はよくやったほうだ」
「合格点は超えたから、とりあえず良しとしよう」
もしそう考えているなら、今のうちにその認識を改めておく必要があります。なぜなら、テストの結果における「100点と90点の差」は、単なる10点分の差ではないからです。
■100点の人は「100点分の勉強」をしていない
まず前提として、100点を取る人は
「100点ぴったりの勉強」をしているわけではありません。
むしろ逆です。
120点分、130点分といった細部まで突き詰めた理解、暗記、練習量を積んだ結果として、100点を取っています。
100点を獲る生徒は、決して「100点分の準備」をしてきたわけではありません。彼らは、どんな変化球が来ても、体調が少し悪くても、確実に満点がとれるように「120点、130点分の準備」をして本番に臨んでいます。
■90点の人は「90点分の勉強」で止まっている
一方で、90点の生徒はどうでしょうか。
多くの場合、それは「90点分の勉強」しかしていなかった結果です。覚えるべき範囲に抜けがあったり、詰めの甘さがあったりした状態でテストを受け、その「穴」がそのまま失点として現れたに過ぎません。
満点を獲れていない人は、90点なら90点分、70点なら70点分の学力しか身についていないのです。
■その差が大学受験において合否を分ける
図に整理してみると、見れば分かる通り、表面上のスコアはわずか10点の差ですが、その背景にある「学力の蓄積」には30点、40点という大きな開きがあります。

この差が怖いのは、この意識のままで長期間を過ごしてしまったときに、目の前に取り返しのつかない大きな溝となって表れる点です。
毎回の小テストで「満点(130点の準備)」を目指す人と、「合格点(90点の準備)」で満足する人。この40点差をずっと埋められないままの習慣が1年間続いたとき、積み上がった知識の総量はどうなるでしょうか?
少し想像すれば分かることですが、圧倒的な学力差がついてしまっており、逆転することは不可能となります。
■「合格点」ではなく「満点」を目指す意識で準備をすべし
大学入試は、たった1点の差で合否が決まる世界です。
「これくらいでいいや」という妥協は、本番での致命的なミスに繋がります。
Studyコーデの塾生のみなさんは、次回の小テストから、意識を変えてみてください。
塾生以外の方も、学校の小テストや定期試験など、是非このことを意識して臨むようにしてみてください。
目指すのは、ただの100点ではありません。「何が聞かれても絶対に間違えようがない、130点分の準備をした上での100点」です。その執着心こそが、第一志望合格への最短ルートになります。