明治大学政治経済学部の総合型選抜入試って合格しやすい?試験内容も解説!MARCH合格専門塾のStudyコーデが調査!
2023.11.24
◆明治大学政治経済学部とは
受験生に人気の難関私立大学の1つ、明治大学。
1年、2年生の時には和泉キャンパスで大学生らしいキャンパスライフを。3、4年生になると、駿河台キャンパスに通い、都会的な建物で学びの総仕上げをおこないます。
GMARCHの中でも特に人気が高く、一般入試の難易度も高い大学です。
その中でも政治経済学部は看板学部と言われ、入学したい高校生は多く、大学受験生の憧れの学部の1つです。
この記事では、そんな明治大学政治経済学部の総合型選抜入試について詳細を解説したいと思います!
◆総合型選抜入試の名称
明治大学政治経済学部の総合型選抜入試は「政治経済学部 グローバル型特別入学試験」という名称で募集がなされています。
◆明治大学政治経済学部のアドミッションポリシー
各大学学部のアドミッションポリシーは必ず読みましょう。大学側がどのような人材を求めているのかを把握し、そのための準備ができているかどうか自分を省みて試験対策をおこなっていく必要があります。
明治大学政治経済学部の入試要項にはこのように書いてあります。
(要項より抜粋)
「政治経済学部では、国際社会のさまざまな分野で先導的な役割を果たしうる人材を育成するため、広く国内外の受験生を対象としたグローバル型特別入学試験を実施します。
本学部はこれまでに、夏休みや春休みを利用した短期留学プログラムや半年・一年間の協定校交換留学、さらにはダブルディグリープログラム(明治大学と海外の大学で、2つの学士号を同時に取得)など、学生のそれまでの経験と将来の希望に基づいた多様なニーズに対応すべく、さまざまな留学プログラムを展開してきました。
これに加えて2022年度からは、国内にあっても高度な実践的語学力を強化し、教養や国際的感覚などをさらに磨いた上で専門知識をも身に付けた高度なグローバル人材を養成するためのグローバルキャリア形成(GCD)プログラムを設置し、将来グローバル社会で活躍することを目指す学生の学びと経験を強力に後押しすることとしました。
このグローバル型特別入学試験は、そうしたプログラムを通して国際社会のリーダーとして活躍しうる人材を育成するために、すでに高度な語学力と高い意識、柔軟な思考力を有する学生を広く募集するために実施するものです。」
まさに「グローバル型特別入学試験」の名称の通り、将来国際社会で活躍できる人材を欲していることが分かります。
◆出願条件・日程
明治大学政治経済学部の総合型選抜入試には出願条件に制約があります。
・出願時期 2023年は9月1日~7日の1週間だけでした
・試験日 10月7日
・合格発表日 11月2日
試験は1日のみです。
またグローバル人材を求めるだけに、出願には外国語の資格が必要です。 (下記、要項より)
英検で言えば準1級を取得していなければ、この試験には出願ができません。
高校での評定平均値などは出願条件に含まれません。
またホームページから印刷した「志願者経歴書」などの書類も作成して提出する必要があります。
◆試験内容
①総合問題(日本語)90分
②口頭試問(日本語)
①総合問題
与えられた資料(評論、随筆、グラフ、表、データなど)をもとに、日本語で解答(記述式)する総合問題が出題されます。
過去問をHPで見るか(リンク) またはStudyコーデにお問い合わせください。
貿易の資料など、やはり日本と世界の繋がりにおける考察力が問われます。記述問題は3問あり、字数の合計は1000字程度です。90分の試験なので、時間的余裕はあるでしょう。その分、しっかりと図表から情報を読み取る力が必要となりますので、その練習をしましょう。
2023年度入試では、SDGsに関する小規模事業者の取り組みや、消費者の認知度などのデータをもとに記述させる問題が出題されました。
似たような出題をする大学としては、早稲田政経や慶應法があげられます。
②口頭試問
面接の内容は王道と言えます。志望理由を中心に、受験生がアドミッションポリシーに合致するかどうかを問われます。過去・現在・未来の軸がしっかりと通っていることがアピールできるように準備をしておく必要があります。
このあたりは必ず信頼できる教員や塾講師など、第三者と練習をし、一貫性があって魅力的なストーリーが表現できているかどうかを確認してください。
◆募集人員・倍率情報
募集人員は
政治学科10名 経済学科20名 地域行政学科5名
の合計35名です。
倍率は
2023年度入試 | 2022年度 | 2021年度 | |
政治 | 2.4 | 3 | 4.1 |
経済 | 4 | 3.3 | 3.2 |
地域行政 | 2 | 4 | 8.7 |
出願条件が比較的易しいところに対し、倍率もそれほど高くないので、英検準1級を取得できた人には是非チャレンジしていただきたい入試です。
以上、明治大学政治経済学部の総合型選抜入試についてご紹介しました。
オーソドックスな試験なだけに、面接で語る内容で差がつく可能性があります。
自分がどんな未来像を持っており、それはどのような原体験から生まれた理想で、その理想を実現するために今、そして大学で何を学ぶのか。
話の中からこのようなストーリーを感じられる受験生に、面接官は納得し、魅力を感じます。
❖総合型選抜と一般入試の対策を両立させる塾
Studyコーデでは、プロ講師が生徒1人にマンツーマンで伴走し、上記のような相手を魅了するストーリーづくりや、その前提となる思考の整理を一緒にしていきます。
具体的にやりたいことがなくても大丈夫です。講師と話をする中で、見えてくるものもたくさんありますよ!オンライン塾だからこそ、zoomなどで1対1でじっくり対話ができる点がメリットになります。
そして、もし総合型に挑戦してダメだったときは、一般入試でリベンジをすればいいのです!Studyコーデは一般入試対策と総合型選抜入試対策を両立させるコースを用意しており、プロ講師がバランスを管理しながらカリキュラムをつくります。
受験で失敗しない環境づくりをしたい方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ https://studycoorde.com/contact/
総合型&一般両立コース詳細 https://studycoorde.com/comprehensive-selection/