オンラインスタイルのデメリットは何か!?

Studyコーデはオンライン専門塾です。それはオンラインのスタイルに多数のメリットがあると確信しているからです。

しかしながらデメリットもいくつか存在します。
この記事では世間でよく言われるオンライン授業のデメリットを列挙しますので、オンライン塾を検討中の方は是非1度目を通していただき、自分にオンライン塾というスタイルが合っているのかどうか確認してみてください。

世間で言われているオンライン塾のデメリット①
「集中できない」

オンライン授業は自宅で受講する生徒がほとんどになります。その際に懸念点として挙がるのが「勉強に集中できないのではないか」ということです。
確かに、家の中で、しかも自室であればベッドや漫画やゲームなどの誘惑がたくさんあることでしょう。
そんな環境下、強い精神力を持って勉強に集中力を傾け続けられるのか・・・と特に保護者の方が不安に感じるのも非常によく理解できます。

まず「試験の前日に遊びの予定を入れたり1日中ゲームをしている」タイプの人はオンラインスタイルはやめたほうがいいでしょう。何も迷わずに誘惑に流されるタイプの人です。
この種の人は、そもそも「勉強をしなければならない」とか「大学に合格したい」という意思がほとんどない人だと思われます。もっと危機感が生まれ、勉強への意識が強まるのを待つしかありません。
ちなみにこのような人は通塾形式の塾に行っても、およそ変わらぬ結果になるでしょう。オンラインだから勉強できないというわけではありません。

次に「大学に行きたいという意思は明確だが、どうしても勉強に集中できない」というタイプの人。この人は確かに通塾スタイルのような「場」があることによって、少なくともその「場」にいるときは勉強できるという可能性があります。その点では通塾スタイルを選択した方が、一定以上の勉強時間が確保できて優位かもしれません。
しかしながら工夫次第ではオンライン塾でも全く遜色なく勉強に集中できるようになると考えています。
「場」というのが実は大きなヒントです。
勉強が捗らない人を見ていると「勉強する場所」が固定できていないことが多いです。過去に多くの生徒を見てきた中で、家、カフェ、自習室など勉強場所を転々と変えている人は集中力が低い傾向があります。
逆に「ここが勉強する場」というのが1度決まると、その場に行くだけで勝手に勉強スイッチが入るようになります。パブロフの犬ではないですが、習慣化すれば一定の行動や反応は条件づけされていくものです。嘘だと思ったら2週間ほど同じ場所に座って勉強し続けてみてほしいです。
その観点でいくと、オンライン塾を選択したとしても工夫の余地があることが分かります。
図書館の決まった席に座る、家のリビングの定位置に座るなど、工夫次第では自分の勉強スイッチを入れられるになります。
実際、コロナ禍で急遽オンライン学習を強いられていたときでさえ、最初は集中できないと言っていた生徒が、1週間ちょっと経った頃には「家での勉強に慣れてきました、リズムが作れてきました」と言っていました。

オンライン塾というスタイルのせいで集中できないのか?自分の環境づくりが下手なのか?冷静に1度検討してみる余地はありそうです。

ちなみに既にオンライン塾を選んでいる方の中には【オンライン自習室】を活用しているケースもあります。
リンクは一例です。相互監視の緊張感を取り入れて自分を律するというのも非常に良い工夫だと思います。

世間で言われているオンライン塾のデメリット②
「競争原理が働かない」

次によく聞くのがこれです。集団通塾形式であれば主に成績面に関して他の生徒の情報が入ってくるので、モチベーションが上がるが、オンラインだとそれがないのでやる気が出ないという意見です。
これは確かに一理あると考えています。今まで多くの生徒も見てきた中で、人と自分を比べることが原動力になるという、いわゆる競争心が強い負けず嫌いの人が確かに1,2割存在します。
実際、他の受験生からの情報なんて、質の観点で言えば大体無価値です。
俺は〇点だったとか、偏差値が〇上がったぜとか、この参考書をやったらチョー理解できたよとか・・・はっきり言ってその人と自分は全く別の人間であり、全く違う学習歴からの今があり・・・周りの人間の話が自分にとって有益な情報になる可能性は低いと言えます。
しかし、みなさんが友人からそういう話を聞いたときにどう感じるかは重要な判断の尺度になると思います。
本当に競争心が強い生徒というのは、友人が〇点上がったという事実に脊髄反射的に反応し「だったら自分も〇点以上上げてやる!」と心から思える人です。そこに細かい理由などはなく、ただただ負けたくないという反応ができてしまう人です。このタイプの人は恐らくオンラインよりも通塾スタイルを選択したほうがよいでしょう。自分を突き動かしてくれるライバルの存在を認知しやすいからです。
そうではなく「自分とあの人は違うし、今回のテストだって自分はあまり準備してなかったし、でもなんかあいつに負けるのは嫌だな・・・」などと考えを巡らせる人は、特に競争原理を取り入れなくても大丈夫です。それは競争心があるわけではなく、ただ周りが気になっちゃう人であるだけだからです。そういう人はむしろ集団授業等の通塾スタイルを選択すると、周りばかり気になって自分のことに集中できず、最悪潰れてしまうというリスクさえあります。
自分はどんなタイプなのか、客観視できることも受験勉強を進めていく上では重要なのです。

世間で言われているオンライン塾のデメリット③
「生徒の詳細を把握できない、不正行為を見抜けない」

中国でオンライン試験を実施する際、手元や目線や様々な映像を撮影しながら受験させるというカンニング対策がニュースになっていたことがあります。
オンラインのデメリットとして、不正行為を始めとして、生徒が自分の状態を正確に伝えられない(または講師が正確に把握できない)という点が挙げられることがあります。
確かに、目の前に生徒がいれば読み取れる情報も、オンラインだとキャッチしづらいという点は否めないところです。
ただ整理していくと、これは通塾かオンラインかという話より、「生徒と講師のコミュニケーションが密か否か」という要素のほうが大きいのではないかと思われます。
例えばカンニングの類は通塾スタイルでも起こり得ることです。大人数の集団授業であれば講師は生徒一人ひとりのことを把握しきれません。ですが個別指導や小規模塾であれば、例えば小テスト中も見回りをしたりすれば生徒は緊張感を持って臨むことできます。
生徒の詳細な学力把握に関しても同様です。通塾スタイルでも1クラスの人数が多かったり、確認テストの頻度が少なかったりすれば、講師は結局生徒の状況を把握できません。しかし小規模で一人一人を細かく見て、テストも頻繁に実施していれば生徒の学力状況を細かく把握できるでしょう。

そしてこれはオンライン塾でも全く同じなのです。
オンライン塾の中でも授業配信だけ、学習計画だけ、参考書ルート管理だけというようなサービス形態をとっている塾があります。このような塾では生徒の一面しか把握できません。またどれぐらい頻繁に生徒と連絡を取り合っているのかという点も、塾ごとに大きく異なります。
Studyコーデは生徒の詳細を把握したいと考えており、そのために面談やテストの頻度を高く設定し、さらには24時間LINEで質問も可能にしています。そのような工夫がされていれば、通塾形式以上に生徒の状況を把握することが可能です。
また不正行為に関しても、根本的な信頼関係が構築されていくため発生しませんし、仮に発生しても普段の学習状況と成績の微妙な乖離には気づくことが可能です。

以上、世間でよく聞かれるオンライン塾のデメリットについて考察してみました。
ご自身の大学受験への気持ちの強さや性格などを考慮し、自分にあった塾を是非見つけてみてください!

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