英語の勉強、あなたは論理型?感覚型?
2021.2.1
英語の学習方法には様々なものが提唱されています。
最近では4技能の必要性も論じられ、ますます多くの勉強法が提唱されています。
ここでは現在の受験で最も重要であるリーディング(長文読解)にしぼって、大学受験生にとって最適な勉強法とはどのようなものなのかを考えてみたいと思います。
私が思うに英語学習は大きく2種類に分かれます。
<論理型>
S,V,O,Cなどの記号を使って英文の構造を解き明かし、確実な直訳をつくる
<感覚型>
上記のような理屈は気にせずに英文を読み進め、言いたいことを掴む
例えば塾や予備校で行われている授業は論理型であることが多いです。
参考書などもSVOCを使って解説しているものが多いのではないでしょうか。
一方、最近の高校は感覚型の指導をしているところが増えてきているような気がします。
毎朝英語の本を読もう(多読)、ネイティブの先生の授業を受けよう、英語の歌や映画を見よう・・・などです。
さて、大学受験で高得点を取りたいと思った場合、どちらの勉強を重視したほうがよいのでしょうか?
どちらも英語に触れているという点では勉強になりますが『論理型』の勉強が確実な成績向上に繋がります。
なぜ感覚型ではいけないのでしょうか?
一言で言えば「感覚=センスは、そんな短期間では身につかない」からです。
これがもし中高一貫校の中学1年生と話をしているのであれば感覚型を勧めてもよいでしょう。
6年間、しっかりと軸のある方針に沿って、たっぷりと生きた英語に触れて、センスを養っていくことが可能です。
しかし高校1年生に対してはどうでしょうか?
受験までに残された時間はたった3年間です。中学時代にどの程度英語を頑張っていたかにもよりますが、いきなり3年でセンスを磨けと言われても無理があります。
私は、この手の教育の被害者をたくさん見てきました。
感覚型の勉強をしてきたものの2、3年では大した成果はあがらずセンスがあるわけではない
しかし論理型の指導も受けていないので、愚直に英文を直訳するスキルもない
結果として単語の拾い読みのようなめちゃくちゃな訳しかできない
という生徒が本当にたくさんいるのです。
さて、みなさんの勉強は、学校は、今どうでしょうか?
今から受験勉強を本格的に開始する高校生がいれば、私は絶対に論理型の勉強を勧めます。
論理型であれば高3の春から勉強を始めてもMARCHや早慶の英文を読み進めることが可能になります。
ただし、
最初に確実に読み方のルール(論理)を理解すること
そして徹底してその読み方を貫くこと
が不可欠です。
「SとかVとかでしょ?知ってるよ。」
と言っている人の中で、本当に正しい使い方ができている人は10人中1人ぐらいです。
大半は、
正しい理屈が分かっていない=正しい使い方ができていない
面倒くさくなって、結局「単語の拾い読み」がクセになってしまっている
のどちらかです。
みなさんは自分の英語の読み方、勉強方法に自信がありますか?
ちなみに You abceeded smart. を訳すことはできますか?
これを論理型で訳すことができた人は、ちゃんと理解できている人かもしれません。
本当に正しい英語の読み方や上記英文の訳が知りたい方は是非Studyコーデの無料体験授業(オンライン)を視聴してみてください。
多くの人が驚きを覚えるはずです。